トップページ > 中澤さんのこだわり

中澤農園ヒストリー:人を健康にする農産物をつくりたい

農業短大卒業後、研修先のニュージーランドやアメリカでの経験で刺激を受けて大規模農業経営をスタートしました。その頃は共同で40haほどの広大な農地を経営していましたが、大量の農薬散布が必要な大規模経営が原因で体を壊し、しだいに農業と人の健康について問題意識を持つようになりました。

昭和62年に、九州の生命科学研究所 所長 中嶋 常允(なかしま とどむ)さんの講演を聞く機会がありました。中島所長は講演の中で、「農産物を育てる畑にミネラル成分がないため、人の酵素活性、保護活性を促す物質である”微量ミネラル”が不足している。そのため、日本中で人の健康が維持できない状況になってきている。”微量ミネラル”を畑に投入することにより、本当に人の体を健康にする農産物ができる」と語られました。

このお話をきっかけに、今まで疑問に思っていたこともあり、「どうせ一生農業をするのであれば、そんな農産物を作ってみたい!」と強く感じたことから、現在の「健康に貢献できる農産物づくり」をスタートし、試行錯誤しながら現在まで続けてきています。

中澤農園の「だるまいも」の魅力は味と粘り

ある農家が、収穫した何百本もの長いもの中から、小さくて粘りが強く味の美味しいものを13年かけて選抜してきた品種が「だるまいも」です。

だるまいもの魅力のひとつである味の良さは栄養素の高さの証です。他の長いもより密度が高いのです。

収穫量を考えれば長いもの方がたくさん収穫できます。しかし、小さくても本当に人を健康にすることのできる農産物と考えるならば、中澤農園で育てる長いもは「だるまいも」がベターだと考えて、切り替えました。

だるまいも」は、長いも、自然薯の中間の粘りがあり、長いもより甘み(でんぷん質)が強いんです。とろろ蕎麦などでは、麺に適度に絡むので、食べ終わるまでになくならないほどよい粘りがある。とろろや山かけに最適なんですね。

また、中澤農園で作った「だるまいも」は他の「だるまいも」と比べて、成分はあまり違わないのですが、超微量ミネラルとエネルギーを土に補給し、吸収を高めるための葉面散布(養分ミネラルを効率よく吸収させる仕組み)をしています。

この作り方では、「だるまいも」に含まれている糖やアミノ酸や酵素などの体内での働き方が変わってくることが分かっています。体内の微生物を活性化してくれるので、お通じがよくなることや、血流がよくなるなどのお客様からのお話もいただいています(※)。「だるまいも」の善玉菌を養うパワーには自信を持っています。

もともと根もの(土の中に育つもの)には大量の栄養があることは知られていますが、特に「だるまいも」にはたくさんの酵素が含まれています。長いも類が昔から「山の薬」と言われているゆえんです。

※個人の感想です。

「だるまいも」を育む土の秘密

大地のエネルギーを活性化し、イオン化を防ぐ働きのある三種類の火山岩をベースにした鉱物、そして植物がエネルギーを取り込む光合成の働きを促進するための物質を土にたっぷり含ませることで、その土で育つ「だるまいも」に微量ミネラルが豊富に含まれるように育てることができました。微量ミネラルをどれだけ体内に取り込むことができるかが、健康の分かれ道になると思いますが、いくらサプリメントでミネラルを摂っても、力の弱いものなら逆に劣化します。

そのようなことから、「だるまいも」を作るための土の維持管理が最も重要だと考えています。

「だるまいもをこんな風に食べると美味しい!」とお客様からたくさんの声が届く

とろろ状にすりおろす、短冊に切るなどの定番の食べ方ももちろん美味しいです。

お客様からも時々「こんな風に食べたら美味しいよ!」というお声が届きます。

たとえば、厚焼きステーキや、お好み焼きにすったものを入れる、「だるまいも」はクリーミーという特徴があるので、それを利用してデザートとして食べています、など、生産者の私が逆に新しい発見をいただく驚きの食べ方を教えていただいています。

健康を考えると「だるまいも」の最も良い食べ方はすりおろしてとろろとして食べるのが酵素を壊さないまま取り入れる一番の方法ですが、色々な食べ方で楽しんでいただければ嬉しいです。


これからの中澤農園は

食を本当に豊かな食にすることが、豊かな人生を創りだすということ。このことを多くの皆さんに知って欲しいと思います。食べていただいた人の健康はもとより、生きていく力、人生を開拓し、切り拓く力を後押しできる農産物づくりを追求していきたい。常に進化する食べ物でありたいのです。

私は現状がベストだとは思っていません。生きている間は常にこの信念を継続し、人の進化をバックアップできる農産物をつくっていきたいと考えています。